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柳沢林業 原薫

【代表・原より】2019新年のご挨拶


あけましておめでとうございます。

ソマミチ代表の原薫です。

2017年12月に法人化したソマミチも早2年目に突入です。

思えばあっという間の一年でした。

4月に2日間にわたって開催したキックオフイベントに始まり、シャアフォレストランチ、キッズデイ、家具工房を訪ねるツアー、横浜青葉台木張りの家完成見学会、ソマイチthe wood marketそして11月の松本市民祭にてBIKE RANCHさんとのコラボによる街中MTBコース、ソマミチbicycle park。実に多彩な内容かと、これぞソマミチのメンバーだからなせる技かと自画自賛してもいいでしょうか。

ただ、この多様性はこれからより多くの方々に参画していただく中で、今は想像もつかないようなことも実現していかれる可能性を示唆しているものでもあります。ソマミチメンバーとこんなことしてみたいな、あんなこともできるんだけどな、アイデアある方、あるいはアイデアあっても一人ではなかなか実現難しいなと感じていらっしゃる方、是非是非会員になっていただき、一緒に楽しいことを形にしていきましょう!

3月には会員さんとメンバーによるオフ会も開催予定です。みなさまの構想を披露してください。もちろん妄想でも結構ですよ。タイミングはありますが、イメージできることは必ず実現できますので。

イベントスケジュールは4月からの一年で計画しておりますが、ソマミチ2年目に向けていくつかの課題や目標が見えてきております。

ひとつは、より魅力的な会員特典の設定。少し見切り発車的に走りだしてしまったソマミチ。組織としての体制がきちんと整ってなかったのも事実。その中でも入会してくださった方には感謝しかないわけですが、より参画したいと感じていただけるような会員特典をご用意し、理念やビジョンを共有できる仲間をもっともっと増やしていきたいと考えております。

もうひとつは1年目に実現できなかった企画の実施。やはりこちらも準備不足によりアプローチしたい方々に案内をすることができず開催を見送ったのですが、「信州の森で自分と向き合う旅」。社団法人森と未来代表小野なぎささんとのコラボになります。

ソマミチには「木を使う社会の仕組みをつくる」という大きなビジョンがありますが、これはなにも木を買っていただければいいということではありません。自然の象徴である「木」。それを使うことは山を生かすことであり、自然に触れることであり、暮らしを豊かにすることであり、そして自ずから然り、あるがままの自分を受け入れ自分らしい生き方を選択できることにもつながるものです。私たちは、自らが提供できるサービスや商品を通して、多くのみなさまに幸せを実感してほしいと願っております。わたくし原は、それが一番の願いです。是非とも今年は開催を実現したいと思ってます。

さらに2年目の今年の目標。それはスポンサーへのアプローチです。実はすでに昨年末にとある地域の企業さんを訪ねて参りました。かなり大それたことに世界規模に事業展開を図られている大企業さんです。背伸びしちゃったかな?かもしれませんが、逆に世界を相手にされているからこそ求められる環境基準やSDGsといった指標。今や環境や人々の幸せを実現しようと本気で取り組んでいる企業しか選ばれなくなっている厳しい現実がある中で、どうやらソマミチがそういった企業さまにご提案できることがありそうです。ソマミチ自身がこれまであり得なかった水平連携、垂直連携により実現した組織なのですが、これから個人会員のみならず、様々な企業さまとのコラボレーションにより、二者間でのメリットにとどまらず、大きく社会全体が良くなるような動きを加速していかれる可能性があります。今後は一社目への手ごたえを胸に、大きな夢を共有できる企業さまとの出会いを求めていきたいと考えております。

そしてもう一つ。それはシェアフォレストの広がり。これまでシェアフォレストという概念で活動ができていた場所は、松本市内のヤマト牧場と田中製材所所有の山林だけでしたが、さらにもう一か所の山林と契約を結ぶことができました。いずれご紹介できると思いますが、浅間温泉の裏山に位置する山林です。こちらでは松枯れ対策の農薬空中散布に不安を感じている複数のご家族を中心に立ち上がったグループに活動拠点としての提供も検討しております。これまで多くの補助金によって支えられてきた林業ですが、林野庁が立案する全国一律の制度ではカバーできない森林の方が多くなっており過渡期を迎えているわけですが、そんな中でソマミチのシェアフォレストという概念がかなり大きな役割を担ってくるのではないかと感じています。山林をどうしたらいいのかわからない所有者さんから責任をもってお預かりし、その活用を具体化していったり、またアイデアをお持ちの方への橋渡しをしていく。今後この需要はますます増えていくと見込まれますので、ソマミチとしても山林のあらゆる可能性にアンテナを高くしていきたいと思っております。

なかなかの目標であり課題です。武者震いしますね。でも、そう、イメージできることは実現できるものと信じております。時間はかかっても、諦めることなくより多くのいのちの幸せのために私たちは歩を進めて参ります。もちろんスマートに美しく楽しみながら…ですね♪

どうぞ本年も、ご期待のほど、よろしくお願い申し上げます。


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