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多様性と普遍性との接点


地域の山の木を使うこと。


これはものづくりに限らず、

素材への関心の高まりの中で「普遍的な魅力」だと思って

僕個人として、会社を立ち上げてこれまで取り組んできました。

その中でこの「ソマミチ」にも創立時から関わって

木工だけでは得難い経験をここで積み重ねてきました。


素材に宿る普遍的な魅力が確かであれば

加工して提供する立場の我々にとって誰に届けるのかは大きな責任で

大きな風呂敷を広げるのであればそれはもう本当に地域の方皆さんに

お届けしたいというのは本音です。


一方で、届ける先の人の暮らしはまさに多様。

僕や僕の会社がその舳先をどちらへ向けて漕ぎ出すのかは

ものづくりの初めの一歩とも言えそうです。


ソマミチは幸い複数の会社が集まるグループだから

いくつかのチャンネルが既にある。


マウンテンサイドの暮らし(柳沢林業さん)。

ビーチエリアのライフスタイル(山本さん)。


では僕は誰に向けて届けていくのか。

その世界観が具体的に示せるのが自分たちのギャラリーなんだと思います。


ここでは、「誰が何処で」切ったか

はっきりわかる木材で作られた

木工品も見ていただくことができます。


僕ら木工担当の采配として静かに地域材を使う。

あるもので良いものを目指す。

そんな受け身が出発点となるデザインもあるのだと

見ていただきたいと考えています。






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