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リフォームプロジェクト@川崎市野川


建築は異なる素材と技が出会う空間。 ㈱山川草木が進める川崎市野川でのリフォームプロジェクト。 今日は木材と鉄のお話です。 ここでは、素材の質感と触感を追求した家づくりすすめています。床は信州カラマツで造られた、林友ハウス工業の新しいフローリング、ラフソーン浮造り仕上げの「ラフロ」。 荒山林業で95年育てられたカラマツによる、造り付け家具や現場製作の階段。 階段の手摺をどうしよう。そうだここはカラマツのハツリしかない。ということで、ハツリ・名栗工芸家の向井恭介さんに特別にお願いしてハツッていただきました。繊維が複雑にネジレたカラマツはハツリやすい素材とは言えなかったそうですが、繊細で力強い八角棒が届きました。 さてその手摺。取り付けをどうしよう?フェイスブックでの問いかけにすぐに応えてくださった長野市の美術家小池雅久さん。長野市の看板屋アドイシグロさんの新規事業として小池さんの指導のもとで製作された、鍛造の逸品がとどきました。鍛造ならではの重量感と独特の槌跡が、カラマツ厚板階段と、ハツリの手摺に驚くほど似合いました。 五感で感じる家へ。いよいよ大詰めです。


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