• 古川ちいきの総合研究所

代表 原 薫よりメッセージ -2019年度活動のお礼と、2020年度、これからの社会に向けてー

最終更新: 7月18日

「SOMAMICHI Annual Report2019」より、ソマミチ代表 原 薫のご挨拶をお届けします。


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みなさま、こんにちは。ソマミチ代表の原です。一般社団法人としてのソマミチの活動も早2年目を終えました。こうして活動を続けられるのも会員のみなさまのご支援があってこそです。この場を借りて、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。


昨年度は新たに、ジビエソーセージ、熊蜜蝋クリーム、チェーンソーといったWS(ワークショップ)を開催しました。これまでは森林や木材に興味がある人向けのイベントを行うことが多かったのですが、昨年のWSでは、必ずしも森林や木材に興味があるわけではないという新しい方々と出会うことができました。食や健康、美容などに関心がある方々です。少し森林への間口を広げることができたでしょうか。燃料革命以前は、あらゆる道具や日用品、資材を身近な自然の中から調達していたわけですが、実は現代においても「山の恵み」は多岐にわたるものです。今後も様々な恵みをご紹介しながら、市民と森林の橋渡しをしていければと思っております。


 また、昨年の10月にはメンバー全員が結集し、お膝元である松本市の方々に向けて、信毎メディアガーデンにて、ソマミチの理念や活動報告、そして将来の夢を初めてお伝えすることができました。「木」に関わるメンバーで構成されているソマミチですが、ミッションである「木を使う社会の仕組みをつくる」というのはただ単に住宅や建設物に木材を使うことを提案しているだけではありません。ソマミチは、3つのビジョンである①地域経済のリ・デザイン②森林のシェアリング③自然(じねん)的ライフスタイルを通しての豊かな地域をつくることを目指しており、このトークイベントを通じて、多くの市民にソマミチが目指す未来像をお伝え出来たのではないかと感じております。昨年のソマミチ会員への入会申し込みが増えたのもトークイベントの開催時期の前後でした。


その実感を得て、次年度へとつなぐイベント開催!と意気込んでいた矢先、COVID-19(新型コロナウイルス)が広がり始めてしまいました。当初は「今こそ予防医学的効果が期待できる森林浴を提供できる機会」と捉えていたのですが、現実はそんなに甘いものではありませんでした。何が正しい情報なのかがわからず、絶対に大丈夫という対策がとれないことでイベントは中止せざるを得ませんでした。以前から多くの方の要望があった植林の機会も今回は見送ることになってしまいました。


しかしながら、新型コロナについて、今は少しづつ確かな情報が得られるようになっており、いずれ冷静な対応がとられていく段階になっていく気がいたします。


移動が可能になった暁には、そのときこそソマミチの出番だと思ってます。ぜひともシェアフォレストにご案内して思い切り深呼吸していただきましょう。樹木に触れ、素足で大地を踏みしめてアーシングしてください。山菜や野草、木の実、きのこ、ジビエを味わっちゃいましょう!自然木、無垢材でいろんなものを作ってください。つるや花材を採り集めて素敵な飾りを作ってください。そして冬に完成する山仕事創造舎の新社屋はふんだんに信州松本平の木材を使った空間になりますが、ソマミチの一つの拠点として、みなさまにそんな空間の気持ちよさを実感していただきたいと思います。


そして出番の次は、本番です。「グリーンリカバリー」まさに「木を使う社会の仕組みづくり」が始まります。皮肉なことに、世界中での自粛要請(一部はロックダウン)によって経済活動が停滞したことで、二酸化炭素の排出量が減少し、大気汚染も減り、地球環境が回復しているという報告もあります。これを一時的なものとするのではなく、今回のことをきっかけにして、本来あるべく持続可能な社会にシフトしていかないといけないと考えます。なにより、我々が生きていくために必要なもの“衣食住に関係するもの(水、空気、エネルギー)”は、そのほとんどが自然から得られるものです。特にこの日本においては国土の7割近くが森林であり、本気で取り組めば地域の災害を軽減しながら持続的にそれらを調達できるのです。まさに地産地消の本質。

いよいよソマミチの出番、本番です!


ソマミチ代表 原 薫



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ソマミチは今年、活動を始めて8年目、一般社団法人になり3年目を迎えます。


皆さまも会員としてソマミチに参画してくださいますと、うれしく心強い限りです。

ソマミチの「3つのビジョン」

①地域経済のリ ・ デザイン   

②森林のシェアリング   

③自然(じねん)的ライフスタイル


大変な社会状況となった今年度ではありますが、

これら持ち続けてきたビジョンこそ、今後さらに重要性が増していくものだと考え、

「木を使う社会の仕組みづくり」をキーワードに豊かな地域をつくるため邁進していく所存です。


2020年度も、ソマミチは皆さまとともに走り続けます。

どうぞよろしくお願いいたします!                


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