いつも、イベントばかりでやなりん仕事してますかと、思われているかもしれませんので、
ここでひとつ、我々が樹木班・山班と呼んでいる仕事風景を、比べながらご紹介してみたいと思います!
【樹木班の仕事風景】
これは、安曇野市穂高にあります、木が林立する別荘地、 別荘周りの木の伐採依頼。
そんなに人が目にする、お仕事ではありませんが、 作業は、いつも危険と隣り合わせ、 ちょっとした枝が、身体に掠るだけでも、怪我になり、 木そのものが、当たりますと、大怪我どころか、命すら、 だから、いつも緊張感をもって、地道に作業してます。
人、重機、建物、電線、道路、周りの状況に配慮しての作業。
作業は、広いところばかりではございません。
伐った木も、利用できるものばかりでなく、枝葉などは、処理してくださる所へ、運んで行きます。
こうして人知れず、みんな毎日奮闘しております。
【山班の仕事風景】
続きまして、山班のお仕事。 樹木班は、半日から数週と、比較的工期が短い事が多いのですが、 山班は、作業範囲が広大で、1ヶ月から半年、年単位でお仕事を請け負う事が多いものなのです。 そして、作業現場は、樹木班と同じく危険を、伴います。
左端に、人がおります。
基本ひとつの現場で、2、3人から5、6人でチームを組んで、行動します。 怪我をしない、怪我をさせないをモットーに作業を進めて行きます。
森の中、山、木と向き合っていると、人間ってなんてちっぽけな存在なんだろうと、 感じられることが、多々ありますね。
決められた寸法に、カット
そして、ゴミ拾いも仕事の内、
現場から持ち帰った、ゴミたち
やなりんの経営理念、行動指針の中にもございます。 ”誇り高く働き、地域の美しい山づくりに貢献します。” ”効率よりも山を美しくする、木を活かす丁寧な仕事を優先し、来たときよりも、美しく現場を終えます。”
誰もが、生きとして生けるものたちが、気持ちよく元気に過ごせるような山が、沢山出来ますように。
ありがとう、力持ちで心優しき林業男子、林業女子たち。