信州の山で育てられたカラマツは、川下の湘南エリアでは大切に使われています。
カラマツの魅力を違う形で昇華し、カラマツ林業の大切さを山に還元すること、
それは地元設計士の大切な仕事です。
お客様のご理解もあり、本年度はたくさんのカラマツや赤松を使った住宅を作ることができました。自分の考えとしては家全てに信州材を使うのではなく、海外の米杉やミャンマーのチークなど素晴らしい建材と組み合わせた木の家の魅力を町に広げていくことができれば、信州カラマツを含めた国産材の新しい方向性も生まれてくるのではないでしょうか?
湘南では犬の散歩やジョギングなど近隣を歩く人が多いので、こうしたカラマツを使った彩り溢れる木の家は多くの方の目にとまります。今月竣工のトリコロールハウスもその一つです。カラマツのブルーグレー、カラマツの素地、米杉のシングルサイディングの組み合わせがその名の由来です。
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