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大王わさび農場(ソマミチの寄り道)とソマミチツアー感想


3月2日(土)、ソマミチツアー(樹齢98年のカラマツに会う旅+会員オフ会)に、理事として参加して参りましたが、途中、トイレ休憩にと立ち寄った「大王わさび農場」。ソマミチの寄り道、ですね。ここは観光名所として有名で(私は知らなくて、すみませんでした)、本当に美しい水辺の景観が形成されており、また、ちょうどこの時期、梅の花も咲き始めておりました。松本→大町への移動のときは是非とも、東京、大阪、名古屋の方は是非お寄りくださいね!

で、ちょっと散歩して、わさびソフトクリーム(まったく辛くなく美味)を楽しんで、そして、農場の中に、「いつまでも残したい 安曇野の原風景」という看板がありました。

==世界的に名高い映画監督、黒沢明氏の脚本によるオムニバス映画「夢」の第八話「水車のある村」の撮影が、ここ大王わさび農場と、脇を流れる万水(よろずい)川、蓼(たで)川の合流地点で行われた。==

こちらが、その看板。

そして、その風景。こちらの手前側に水車と小屋があります。写真では伝わらない!美しすぎる水辺です。

全国各地の農山村地域に足を運んでいますが、やはり地域には、後世に残さなければならない風景がある。森林づくり、水辺づくり、それは人と自然との共生によるもの。地域の風景をつくるということも、林業が担う一つの仕事でもあります。ソマミチメンバーの柳沢林業は「信州・松本平の豊かな風景をつくる」がコーポレートメッセージになっています。

最後に、別件ではありますが、今回の、スノーシューツアーで、会員様(お客様)の声として、この度のご感想をいただきまして、ソマミチとして、もっとこの世界観を伝えていかねばならないなと切に感じた次第です。

★A様★(樹齢98年のカラマツに会う旅+会員オフ会)の感想

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今日は一日楽しい企画のお陰で、娘と一緒に幸せな時間を持てたことに感謝いたします。 いつか行ってみたかった大王わさび農園も立ち寄って下さり、透明な水に感動を覚えました。森林での雪歩きはもちろん、信州のアルプスが見える風景はとても癒されました。個人的には木と関わることが大好きで、お酒もウイスキー、ワインを好んでいますが樽で木の世界ですし、詰まるところ「木と水」に行き着くのかもしれません。 日本産業を支えている船会社ですが往航は鉄鋼を輸出するのはご存知でしょうが、復航は、バラスト調整や運賃確保のため安価な外材が多く運ばれています。森林伐採による山火事や環境問題のニュースでは複雑な気持ちでした。某大手企業さんも、東南アジアの合板など大量に輸入して木のぬくもりの家などとセールスしています。オーストラリア方面では、量を短期間で得るためユーカリなど、成長が早い木を輸入しています。 で、今日はそれに相反する皆さんですね! コストや社会的な面を考えて外材に立ち向かっていくというのはとても難しいと思いますが、それだけ意義があると思いました。 個人的には、産地が見えない、または質の良くない木を選ばないようにしています。楽器が好きでピアノ、ギター、ハープがありますが、拘るメーカーは日当たりの良い部分や強度など緻密に計算しつくして楽器部品に反映しています。

本日、山を歩いて思いつきましたが、この辺りの森の中で木の楽器の音楽会をすると、セラピー的にも良さそうですね。そういえば高校時代、「カラマツ」という歌で、合唱コンクールに出たのも懐かしいです。当時は歌詞の意味がよくわからなかったけど、木の持つ慈しみの気持ちが分かってきたのも年を取ったからでしょうか。 今日、参加された森林に興味がある学生さんのような、あぁいう明確なパッションを持っている人がきてくれることは明るい未来があると感じましたし応援しています!ニッチな業界は光があります。ソマミチ頑張ってください!

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ありがとうございました!

改めて、ツアー参加者の皆様、お礼申し上げます。

また新年度(4月から)の新しい企画(ツアー)にご期待ください。

(古川大輔)


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