ソマミチ・シェアフォレストランチ、終了しました!ソマミチメンバー田中製材所所有の「うちだの森」を、ソマミチシェアフォレスト第一弾と位置づけ、サポーターのみなさんとランチを食べ、森を楽しもう!という一日。
まずオープニングとして、看板にサポーターのみなさんのプレートを取り付けました。
ヒノキの赤身の部分を生かして、顔にした方も!かわいいですね!
ヤマトに見つめられながらの、看板設置です。
続いて伐倒です。受け口を触るYちゃん。
今回はこれを、縦に切って、テーブルにします。
一見簡単そうですが、香山さんの解説によれば「安定したチェーンソーワークが必要」なのだそう。
縦引きのかんなくずが気に入る男子。
こんなテーブルになりました。
つづいて、お箸とお皿につかう葉っぱを調達に出かけます。雨予報でしたが、うっすら晴れ間もでてきました。
森の中、気持ちいいですねー!
ランチの準備もすすんでいます。しし肉の燻製製作中。
ソマミチ代表・原薫さんは、ネマガリタケとハチクの汁の味付けを。
今回のために新潟まで山菜取りに行った薫さん。
ブヨに刺されて、数日前までご尊顔がお岩さん状態でした。
ソマミチフェイスブックを探すと画像が見られます(笑)。
主食は、「ちいさいぱんや」さんのFさんにお願いして棒巻きパンの生地をつくってきていただきました。
丸からぐるぐる伸ばして、拾ってきた棒に巻きつけます。
焼きましょう!
まだかなー
田中製材所の英光さん、焼き加減パーフェクト!
燻製もできあがってきました。いい香りです。サクラのチップはもちろん自作。
山の料理だー!と、盛り上がります。
パンと、ネマガリタケの汁、しし肉の燻製、山菜はイラクサ、ウトブキ、ユキザサ。
お箸は、こんな素敵な仕上がりの方から、
太っ!
細っ!
食後のお茶は、現地調達の笹をあぶって、笹茶に。
燻製もパンもたっぷりおかわりがあって、みなさんおなかいっぱいになりました。
食後の運動に、乗馬です!
Yちゃんは馬が大好きなんだとか。真っ先に乗っていました。
ヤマトも森の中のお散歩で、楽しそう。
今回の伐倒担当してくださった柳澤林業のTさん。
奥さまは今回初めて作業をごらんになって「かっこいいなあと思いました」って(照)!みなさんあてられてました。
オオタカ観察組も、ちょうど羽ばたくところを見られたとか。参加者のみなさんもスタッフも、楽しすぎる一日となりました。
参加者のみなさんの感想を一部ご紹介します。
【シェアフォレストランチ 皆さんからのご感想】
・今も林業をやっているが、こんなに楽しい、面白い林業があると知らなかった。
・自分も里山に関わる仕事をしているが、人とのかかわりが薄れて、里山が荒れてきた。 その関わりが、ここにはある。今後もソマミチのイベントに来てみたい。
・現場で林業の仕事をしている、環境に良くない林業というのも知ってしまい、 今の自分の仕事を悩んでいたら、色々と情報収集を常にしてくれる妻から、 「こんなのあるよ」といって、紹介されたのが今日のイベント。
・あまり興味を持っていなかったが、夫の薪割姿や、ソマミチ(柳沢林業)の仕事をみて、 かっこいいなと思った。
・親に連れられてきてますが(笑)、ソマミチのいいところは、匂いがイイってところかな。こないだは、木材、今日は森の香り。(3回目参加の小学生男子)
・イノシシの肉を始めて食べて、美味しかった。(小学生6年生女子)
・とにかく今日はすごく興奮しました。 ぐりとぐらの世界のようだったし、 私自身がテンションがずっとあがっていた。 馬もあって、娘も喜んで、ほんとに楽しかった。
そして最後に、ソマミチ代表・原からのメッセージをお届けしました。
自然は、楽しく、素晴らしい。人が自然を守るというより、人が自然に守られている。しかし、急に、自然は人に天罰を与えるような、脅威をあたえることがある。あたりまえだけれど、人は自然に、負ける。それでいい。そういうもの。それは、お釈迦さまの掌の上にいるようなもの。自然に対して、そう思うほうがいい。そういう関わりが大事だということを、ソマミチは、もっと色々な人に伝えたいと思っています。
またこんな機会をつくっていきたいと思います。 ありがとうございました!