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Landschaft 堀越 みどり

ご近所の木を切ってきて家をつくるプロジェクト①


neighborhood 【néibərhùd】

1.近所、近隣、自宅周辺 2.近所の人、近隣住民 3.そば、近く、付近 4.〔ある特定の特色を有する〕地区、地域、区域

neighborhood+wood=neighborwood 近くの木を「自分で」切ってきて、家に使ってみる。 ネイバーフッドならぬ、「ネイバーウッド」プロジェクトを進めています!

例えば、国産材利用。 外国から木材を輸送する時に排出されるCO2が…と言われれば、理論としては理解できる。 国産ではあっても遠方から来た材よりは、もっと近くの「県産材」を…というのも、理解できる。 でもその「県産材」という言葉は、今窓から見える山と、つながっている? 補助金がもらえるから使う「県産材」は、何かを動かすちからになりうるのだろうか?

頭で考えた地産地消ではなくて、実感からはじめたい。

だから、山から「自分で」木を切ってきませんか。 わざわざ山まで行って、自分が斧を入れる。 顔の見える人が、山から出してきて製材してくれる。 匿名の「地域」ではなくて、あの木、あの山、あの人。 山との関係を、固有名詞でつくってみたいと思うのです。

あの山に生えていた木を、自分たちの手で切って、それが柱になって、床になって、これからのくらしを共にしてくれる。 小さいけれど、たしかな実感。 そんな木との関係を、つくってみたいと思うのです。

素人が山で切れるのは、せいぜい1・2本かもしれない。 でも、固有名詞でつながれば、背景でしかなかった山が、意味を持つものになる。 あの山には、どんな木が生えているんだろう。 あの山には、どんな実が落ちているんだろう。 そうか、木は、山の価値のごく一部にすぎないのかもしれないー。

だからまず、一本を切りにわざわざ山に行ってみたい。 そんな、Neighborwood projectです。

ネイバーウッドプロジェクトということで、

「Landschaftが自宅の木を、山から切ってくる!」が始動しています。

続編のご報告も、お楽しみに!

Landschaft 2017年12月14日のブログより抜粋


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