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盆地から谷へ


伊那市の「市50年の森林ビジョン」というのに興味があったので、越境してミドリナ白書シンポジウムで勉強してきました(>http://www.nagano-np.co.jp/articles/59190)。


このシンポジウムは伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、人と森の未来を描く「ミドリナ白書」を作成するためのもので、官民なんと110名の方が参加されたとのこと。すごい。


本当は午前中におこなわれた武蔵美の若杉先生の基調講演が聴きたかったんだけど仕事の予定があって断念。午後の分科会にお邪魔しました。ファシリテーターは「現場ではなくまずは夢を語ろう。」と始まった森と暮らしの接点を探る分科会は話題も豊富で熱気を帯びた時間が流れていました。


いいな、伊那谷。2ヶ月後の白書完成を目標にこうして大勢の方が動くこと、素敵だなと思いました。もちろん課題があって、大きな枠では松本平との共通点もあるのだろうとは思うのですが、なんというか、ローカルな問題をローカルな関係のなかで解決していく動きに人の営みの尊さがあるような気がしました。


いくつか語られた夢には共感するものがたくさんありましたが、なかでも「木に関わる副業がもてる」というのはなんか具体的でおおっと思いましたね。なんか僕も会社での雇用というものに常に向き合いながら、「幸せってなんだろう」ということを考えるときに「仕事の内容がローカルな木に関わっていることは幸せなことなはず」と感じることもあって、その信念や実感があるからこそ、ローカルなウッドワークというのを幅広く作れたらいいなと強く思ったのでした。ただ、常にそれがグローバルな魅力をもつべきなんだという自分の気持ちも再認識。







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