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執筆者の写真Landschaft 堀越 

ソマミチキッズディ2020 薪割り・火おこし・お米炊き!


ソマミチキッズディ2020 薪割り・火おこし・お米炊き!終了しました。


今回は、こんな時代だからこそ、生きる力を育てよう、ということで、生きる基本ともいえる薪割り・火おこし・お米炊きをテーマとしました。参加人数は例年より少なく抑えながら、親子連れのみなさんに秋の里山を楽しんでいただきました。


秋の晴天の一日、写真たっぷりでレポートしたいと思います!


まずは薪割りから。きこりのYさんから説明を受けます。デモンストレーションは女子組。


最初は、キンドリングクラッカーという、置くタイプの薪割り器。小さい子でも薪が割れます。


次は、斧をあててハンマーを振ります。少しずつ難易度アップです。


さらに、大きい斧へとステップアップ。かなり重いです。


大人もついハマって、気が付くと汗だくになってます。


続いては、火おこし!シラカバの皮で火をつける本格仕様です。


家族ごとで火おこしに挑戦します。

「自分でやる!」っていう言葉があちこちで聞こえるのはいつものこと。


火が起こせたら、ご飯を炊くかまどに移します。


お米の釜を乗せて、さらに火をくべます。けむいけむい。

今回のお米は、柳沢林業農業部の新米です。無農薬無化学肥料栽培のお米のはざかけ(天日干し)米を、ごく直前に精米してくださいました。焦がすわけにはいかないから、よく見ててね!



沸騰したら弱火にして。まだかなと見守るお二人。


炊けたか見てみよう!


その場にいた人だけでこっそり味見。


豚汁も完成です!


炊きたてごはんと豚汁です。

豚汁は、ソマミチスタッフMさんの味付け。鰹節に精通しているためなのか、この深みのあるまろやかさは一体なんなのでしょうか。


みなさんも、


「(豚汁食べながらしみじみと)さいこー」


「お米も豚汁もすごくおいしい、高い食事よりごちそう!」


と言って、おかわり必須です。


ごはん中のみなさんです!



ゆっくりお昼をとったあと、午後はヤマト乗馬と、木工の二本立て!


おかあさんと乗ったり。


ひとりでのったり。ヤマトはいつも大人気です。

(小太郎も一時脱走のハプニングがあってみんな大喜び?でした)




木工は、香山さん担当。今回は、ゴールを決めない木工がテーマ。

ゴールや正解は、きっと決まってるものではないはずだから。



定番の削り馬は、毎回人気。大人も子どももただただ削る。


奥のおかあさんは、枝で門状の何かをつくろうと思案中。素敵なのができましたよ。


穴をあける。



中高学年のおねえさんたちは、道具使いもサマになってます。



そして何かが大量に増殖…



この頃には、家族の組み合わせがてんでばらばらになっていて面白かったです。あれ、このおとうさんは、あの子の…?という方が、他の子のために一生懸命木を削ったり、穴をあけたりしている。

そしてその奥には馬のヤマトが。

どんな里山天国ですかここは。




さてさて、シメは焼き芋ですよ!

お芋も柳沢林業農業部提供です。なんで林業会社が農業を?というあたりは、またイベントに来て薫さんに聞いてみてくださいね。小一時間くらいお話が聞けますよ(笑)。

そして、この量、太さも様々なイモを、焦がさず半生もなく焼くのは至難のわざ。Tさんが焼き上げてくれました。さすが杣人…!


最後に感想を聞いても

「お芋おいしかった~」 

「お芋おいしかったです!!!」

「今日の焼き芋大成功で、美味しかったです!」

と、すべての思い出を上書きするような焼き芋の破壊力。



いえいえ、イモばかりではなく、きちんとしたご感想もいただきました。

 

最初、(ソマミチ代表理事)原さんの話で、『自然らしい姿に戻る』みたいな話がありましたが、大人がすっかり子どもになれて、子どもは子どもで、イキイキと、楽しませていただきました!

 

イベントに来たのは、2回目だけど、いっぱい来たような感覚になって、おもしろかったです!

 

初めて斧を使ったドキドキワクワク感。スタッフの方のサポートのおかげで割れた時の嬉しさ。

ヤマトの大きな背中に娘と同乗しての引馬体験。言葉にならない喜びを感じました。


木工体験で木を削る時の夢中になる感覚。スタッフの方にご指南いただきながら、自分がイメージしたものを制作できた嬉しさ。


どの場面でも、ごく自然に、人間らしい自分でいられた気がします。


娘もとてものびのびと、泥んこになって遊びました。こんなに泥だらけになってもママが怒らない…!自分でも不思議です。

 

使い方を間違えると結構危ない工具もあり、道具の使い方も含めて、ハラハラしながら子供と作業をしましたが、危険なものを使わないよりも少々怪我をしても本物の道具を使うことに意味があるように思いました。

 

この活動が拡がると良いです。こどもたちが、自然と生活すること、生きる力、考える力を養う機会になると思います。

 


参加者のみなさんのお言葉だけで、もう下手なまとめはいりませんが、

子どもだけでなく大人の参加者さんたちも、めいっぱい楽しむココロを持ってきてくださったのが、本当にうれしく、楽しい一日でした。また山で遊びましょう!

悪鬼滅殺!




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